相手の話に耳を傾ける事、自分の目で確かめる事の大事さを教えてくれる作品。【流浪の月】をご紹介!
初めまして❗
『古民家Bar 書斎』のスタッフです✨😊
『古民家Bar 書斎』は、東京都港区(最寄駅:田町)にあり、
お酒を飲みながら本が読めるバー🥃として、自分の家に帰って来たような
くつろぎの空間を提供しています✨
このブログでは、今話題の、またはスタッフがオススメの”本”をご紹介しながら、
『古民家Bar 書斎』についても語っていきます🍷
2020年本屋大賞 大賞受賞作『流浪の月』
さて、今回は2020年本屋大賞 大賞受賞作に輝いた作品をご紹介します😊
本屋大賞というのは、”全国の書店員が選んだ、いちばん❗売りたい本”です📖
大賞というだけあり、話の流れや、登場人物の心情が丁寧に描かれており
1つの出来事に対する様々な物の見方に考えさせられます✨

あらすじ
小学生の家内更紗(かないさらさ)は、大学生の男性に誘拐され、2ヶ月もの間、監禁されていた。
これは「家内更紗ちゃん誘拐事件」という名前で報道され、更紗は周囲から「かわいそうな被害者」という目で見られていた。
しかし実際は、更紗は当時暮らしていた伯母の家で窮屈さを感じ、大学生の佐伯文(さえきふみ)に「帰りたくない」と伝え、文の家で2ヶ月もの間、安心で自由な時を過ごしていた。
通報され、2人は離れ離れになるも、15年後に再会する。
もうこの時点で、映画化されそうですね❗😆
① 一見すると誘拐事件の加害者と被害者。しかし当事者の主張は!?
更紗は何度も「文は悪くない」と訴えましたが、いつも周りの善意にかき消されていました💧
外から見えているものと、当事者が感じている事は、全く違う事がある✨
何かが起こった時には、自分のフィルターを外し、しっかりと相手の話に耳を傾けよう✨
そう思わせてくれた作品です。
②様々な視点で描かれた奥深いストーリー
加害者となってしまった佐伯文側の視点も最後の方で描かれるのですが、
それを見ると、今までの更紗目線で描かれていたものと全く違ってきて、新しい視点で見る事ができます❗
そういった所が、「この物語、深いなー❗」と思わせてくれます😊
③周りの噂より、自分の目で確かめたものが真実!
数多くの偏見の中、事件の情報に流されず、まっすぐ文と更紗を信じる人ができた瞬間に、「良かったー」と救われた感覚になりました😭✨
周りの目を気にせず、大切な人と楽しく過ごす主人公は、とても幸せそうでした🌈
様々なストーリーに触れたくなったら、古民家Bar 書斎へ!
『古民家Bar 書斎』では、様々な本を取り扱っています🎵
きっと、あなたのお気に入りの一冊がみつかりますよ🍀
古民家Bar 書斎
https://foodplace.jp/kominkabar-shosai/
営業時間
[月〜金]
18:00〜22:00(LO.21:30)
※ただいま時短営業をしております。
[定休日]
土曜日・日曜日・祝日

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