【少年と犬】2020年直木賞を受賞した作品とは?その魅力に迫る!

一匹の犬が様々な人に寄り添いながら旅をする、人と犬の絆と愛情の物語

こんにちは❗『古民家Bar 書斎』スタッフです✨
今回は2020年直木賞受賞作✨をご紹介します😆☀️

よく「芥川賞・直木賞受賞」と、芥川賞とセットになる事が多い直木賞ですが、芥川賞が純文学(芸術性や、表現方法の多彩さが特徴)に対し、直木賞は大衆小説(娯楽性や、エンターテイメント作品)という所で評価の基準が違います✨

そんな直木賞受賞作、2020年の受賞作が『少年と犬』です❗


少年と犬

あらすじ
舞台は東日本大震災後の東北。
岩手県釜石市で育った犬🐶
シェパードと和犬のミックスで名前は多聞(タモン)。

震災でたった一匹になってしまった多聞は、
様々な人に拾われ、その先で関わった人たちに寄り添いながらも、
いつも”ある方角”をずっと見つめていた✨

これは、多聞が様々な人の支えになりながら、
かつて楽しく遊んだ少年のもとへ向かうために、岩手県〜熊本県まで、日本を旅する物語🌈

寄り添い、癒し、助け合う、そんな人と犬の絆を描く!

少年に出会う前、多聞は様々な人に拾われます🍀

認知症の母とその介護をする姉を支える為に、犯罪に加担する男性
幼い頃から、盗まないと生きていけなかった男性
働かず自由奔放な夫に苦労している妻
自分の体を売って、彼氏にお金を渡している女性
猟友会から離れた末期のガンを患っている男性

皆が綺麗な生き方をしているかというと、そうではありません。
しかし全員が自分の人生を懸命に生きている、というのが伝わります✨

そんな人たちの心に寄り添い、支えていく多聞🐶

拾った人たちも多聞がどこかに視線を送り続けている事が伝わります。

その視線の先に本当の家族がいるのでは❓
そう思い、その視線の先へ多聞を運んでいきます🚗
そんな人と犬の絆と愛情の作品です✨

それぞれの拾ってくれた人との物語を、短編集のように繋げた形となっているのですが、
各章の結末は、どれも衝撃的なものばかりでした!

そんな「少年と犬」ぜひ読んでみてください🍀

『古民家Bar 書斎』で味わえる日本各地の味!

『古民家Bar 書斎』は、お酒を飲みながら本が読めるバーとして、くつろぎの空間をご用意しています🌈

多聞の様に、実際に日本を縦断する事は大変ですが『古民家Bar 書斎』では、日本各地の地ビールをご用意しており、日替わりで各地域の味を楽しめる事ができます🍺

壁には日本地図と、各地域のビールが飾られています✨
地ビール好きな方も、読書好きな方も、来店お待ちしています!

古民家Bar 書斎
https://foodplace.jp/kominkabar-shosai/

営業時間
[月〜金]
18:00〜24:00(LO.23:30)

[定休日]
土曜日・日曜日・祝日

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