成績優秀で世渡り上手な高校生が、難関美大を目指す物語
こんにちは❗『古民家Bar 書斎』スタッフです✨
今回ご紹介する本は、『マンガ大賞2020』大賞を受賞したマンガです!
マンガ大賞とは2008年から続いている賞で、「誰かに勧めたい」という想いからマンガ好きの有志の方々によって選考されています。過去の受賞作には『ちはやふる』『ゴールデンカムイ』などがあります。
そして2020年の大賞を受賞した作品は、胸が熱くなるスポ根漫画です❗
スポ根というと、野球やサッカーなどのメジャーなスポーツを思い浮かべるかもしれませんが、この漫画のテーマは”美術”🎨
今までにない熱い美術の世界が見る事ができます❗
あらすじ
友人たちとサッカーの試合を見て朝方まで騒ぎながらも、成績優秀な主人公、矢口八虎(やぐちやとら)。
何でもそつなくこなせる八虎は、どこか虚しさを感じていた。
そんな中、ある一枚の絵をキッカケに、美術に興味を持ち始める。
今まで勉強や人付き合いを、ノルマをクリアする感覚でこなしていた八虎にとって、自分を表現する美術は未体験であり、自分の作品が周りから認められた事に感動し、美術に打ち込んでいく。
そんな八虎が目指すのは、東京藝大美術学部の油画。
現役高校生から合格するのは毎年5人ほどで、ある意味”東京大学より難しい大学”と言われている。
東京藝大美術学部に合格するため、日々絵を描いていくのであった。
心を震わす名言が多数!!
こちらの作品の魅力の一つは、作中で出てくる名シーン、名言がとても多い事です❗
例えば、美大を目指そうかどうか迷っている八虎が「絵って趣味じゃダメですか?食べていける保証がないなら、美大に行くメリットってなんですか?」という質問を投げかけます。
それに対して、美術の先生は、
東大生でも就職が難しい時代に一芸を持っている事の有利さや、美大のネームバリューについて話し、その後にこんな言葉を伝えます。
『「好きなことは趣味でいい」これは大人の発想だと思いますよ』
この言葉だけでも好きな事をやっていきたい人にとっては励みになる言葉ですが、
更に八虎が「美大って、俺入れると思います…?」
と聞いた際の先生の言葉が
『わかりません!でも好きなことをする努力家はね、最強なんですよ!』
(『ブルーピリオド』 1巻より)
この言葉、心が震えます✨
好きな事を思い切りやってみたくなりますね🌈
主人公の努力がアツい!
主人公の八虎がとにかく努力家❗
友人関係が良好なのも、成績優秀なのも、全て努力によってこなしてきたのが見受けれらます。
それは美術にも出ていて、
例えば、先生が夏休みの宿題で
「デッサン7枚(5時間はかけること)」「水彩3枚」「スクラップブック」「1日1枚写真」「作品1点」を出します。
八虎はそれに対し、なんと”デッサン30枚”を仕上げてきます🤯
天才ではなく、学んで実践して、努力して上手くなっていく姿に胸がアツくなります✨
そんな主人公が成長していく姿を描く『ブルーピリオド』、皆さんも読んでみてはいかがでしょうか😊
名言に出会いたくなったら『古民家Bar 書斎』へ!
『古民家Bar 書斎』では、お酒を飲みながら本が読めるバーとして、本とくつろぎの空間を提供しています✨
読書をすることで多くの言葉に触れることができます。
その中で、みなさんも心を震わす言葉と出会えるかもしれませんね🍀
気軽に読書をしに来てください😊
古民家Bar 書斎
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